過去の一言
2004.11.30 ミモザ
2004.11.28 雪に願いを
Gmailをここ一ヶ月程試しに使ってみている。Web上であることを感じさせない優れたインタフェース、そして優秀なSPAMフィルター(*)などメーラとしての基本機能は申し分ない。むしろ、数々のWebメールを試してきた中で、初めてメインで使ってもいいかもしれないと思わせる程だ。
だが、売り機能であるはずの検索機能が使い勝手が悪い。信じ難いくらい速いのだが、直感的なキーワードがヒットしない。おそらく完全一致の参照型アルゴリズムであって、indexingがうまくいっていないのだろう。ふと思い直して本家Googleのウェブ検索でいろいろなキーワードを試してみる。やはり完全一致の参照型アルゴリズムのようだ。取りこぼしが極めて大きい。ウェブ全体の検索では検索対象が圧倒的に大きいので、取りこぼしが気になるケースは少ない。Googleはその素早さとインタフェース、そして情報の厳選が優れているロボット型エンジンだからこそ使いやすい。一方で、goo.ne.jpやinfoseek/lycos/exciteのように(特にgoo.ne.jpがそうだが)網羅的に大量のヒットを得るタイプのエンジンが、絶対量の少ない情報を探す時には便利だ。もはやinfoseekしか日本では自前のエンジンを持たない現状を再認識して恐ろしくなった。独占は、いかなる場合も望ましくないのかもしれない。とりあえず、MacOSには Spotlightがあることが安心させてくれる。
* SPAMといえば欧州版LycosがSPAM業者に反撃するスクリーンセーバーを配布して 話題になっている。是非はともかく、ネット世界ってほんとにアナーキーで好きだなぁ(笑)バーチャルの良さは本当はこういうところにある。
ハウルの動く城を観た。「千と千尋の神隠し」で味をしめたコミカルキャラクター設定は進化していて、描画もストーリーもなかなか楽しめた。が、原作から作っているメインストリーム系に比べると絵もストーリーも作り込みが足りない感が否めない。かなり原作の流れに忠実に作っていそうな雰囲気があるが、逆にそこから変えている部分が何なのか、すなわち、宮崎監督の意図がどこにあるのかが非常に気になる作品だ。争いや戦争ではなく愛を、そして戦争を意味のないくだらないものとして矮小化する魔法使い達のストーリー、そして「敵でも味方でもどっちも同じ人殺し」と切って捨てるハウル。うーん、やっぱり原作を読んでからコメントします。
駄文0080: 想像と可能性の余地をアップしました。
2004.11.25 Video Killed The Radio Star
六本木ヒルズ40階の喫煙所からは、渋谷方面のパノラマビューが楽しめる。夜景に映える首都高三号線は綺麗に白と赤のテールライト。ふと、道路という血管が様々な街という名の組織に人と物を運び、そこにビルという名の細胞がひしめくアナロジーが思い浮かぶ。目の前の広大な景色を見つめながら、自分の研究対象のあまりの広大さに目眩がする。今僕が取り扱っているのは言ってみれば一つの家庭。家庭内の複雑さをモデルできるか。ま、シミュレーションなど目的次第だ。
大きな課題を次々に片付け、ようやく指導教官らと胸を張って会えるようになる。ふぅ、長かった。早々に冨田マジックを見せつけられる。こんなに動きの早い業界じゃなければ即答してたかもしれない。
夏から続けている勉強が実を結んでいるのが日々実感できる。あと二年。重要なのはこの期間にどれだけレベルをあげられるか。僕はRPGは基本的に十分すぎるくらいにレベルをあげてから楽勝でストーリーを進める主義だ。
2004.11.21 TRUE BLUE
11月21日。gaou.netも7年目を迎えた。なんか7年ってすごい長いなぁ(^^;
勉強一段階を終了して、仕事のハイカムゾーン突入。やっぱり動いている時が一番何事もうまくいく。飛ぶように消えていくストレス。ま、タイミングが一致してるから仕事以外の要素の影響を本当は考慮すべきだけど。
恐怖や不安の正体っていうものは、案外直視すれば大した事がないものだ。恐怖や不安もそういうものだけれど、例えば仕事の凄さとかも直視すると違った世界が見える。しらみつぶしにPalsson et al.の仕事の、一個一個の酵素反応を手動で文献/データベース検索しながら、「こんなんでマジでいいの?」と不安になる。
よくも悪くもシステムバイオロジーは黎明期にある。この山、さっさか登んないと俺がクリアしちゃうよ?
2004.11.19 ありえない
ファルージャでは武装勢力1600人以上、民間人2000人以上の死者が出ている事は確実なようだ。
バスラ・ネットによると、ファルージャにおいて、米軍は複数の市民を捕らえて、手足を縛り戦車で轢いたという。負傷者を放置して、外部との連絡を断つ為に電報電話局も爆撃したという。
そして。
市街戦では、米軍は戦車の上に罪の無い子供や女性を盾にしていたという。戦車の車列の上から泣き叫ぶ子供や、助けを求める女性の悲鳴を耳にしながら、それでも侵略軍に対抗する為に、イラクの抵抗戦士は泣きながら、目を閉じて的を狙ったという。
米具にによって盾にされ、戦車にくくりつけられた、罪の無い子供の泣き叫ぶ悲鳴を聞きながら・・・
2004.11.17 あなたのキスを数えましょう
仕事を早めに切り上げて新宿へ。うちの掲示板にも常連で来ていただいているOkochaさんとお会いし、いろいろとお話を伺う。
全く報道されていないので見落としていたが、 オランダが大変なことになっているようだ。反イスラム教の映画を作った映画監督、van Gogh氏が、それに不快感をもった青年に殺された。記事には詳しく書いていないが、この青年、バックパックに拳銃と複数のマガジン、そして多数のナイフを持ってvan Gogh氏をおいかけ、人気の無いところで撃ち殺し、その後何発も、マガジンを取り替えてまで打ち続け、ナイフで首を斬り落とし、ありったけのナイフをブッ刺して殺害。翌日からモスクへの放火、それに対抗したキリスト教会への放火が相次ぎ、放火件数はこれまでに20件に達しているという。軍隊を派兵するということは、戦争に参加するということ。そして、戦争状態、即ち、物事を暴力で解決してもいい、という方針を国がとることは、国民に大きなストレスを押し付けることとなる。まさに マイケル=ムーアが Bowling for Columbineで示していることだ。このまま戦争に加担し続ける限り、日本の社会にも同様の影響があることは間違いない。
ファルージャの写真がようやく入ってきている。 無抵抗の非武装の負傷者を射殺するアメリカ兵の映像が報道されたりしている状況も明らかになっているが、こんなものは氷山の一角にすぎない。そんな中、ファルージャは赤新月社( イスラム世界では赤十字はこう呼ぶ)も立ち入りを禁じられる場所なのでアメリカ軍による組織的大虐殺の実体がなかなか流れてこないが、非常に説得力ある噂が流れているようだ。なんと、アメリカ軍はクルド人を部隊の前線に立たせて虐殺をさせているという。クルド人はイラク北部に住み、フセイン政権では迫害されてきた。家族をイラク人に殺された人もいるだろう。その憎しみを利用して、同胞を殺させる。それでいて自らは責任逃れをする。人間はいったいどこまで堕ちれるのだろう。アメリカのいつもの手口だとは知りながら、いや、だからこそ余計に、「地獄へ堕ちろ」と叫びたい。
Okochaさんを送った帰り道、車で久々に表題の曲を聴く。そういえばこの歌を聞きながら終わった恋もあった。
2004.11.14 グラスホッパー
2004.11.11 Honeycom.ware
もみあげが素敵なSteve K大先生のグループの 論文がNatureに載って、しかも フィーチャーされている。
直接的なcompetitorではなくて、しかも完全に尊敬する対象となっているからかもしれないが、この新しい事実を知れることがただ嬉しい。すごく迷うところなんだけれど、彼のもとで働いてみたいとやはり思う。
うしおさんの日記に強く同感。
2004.11.10 リコリス
blogの普及に伴い、リンクも張らないただの日記や雑記帳をblog呼ばわりするサイトが増えている。別に名前にこだわる必要はないだろうが、 ホームページの意味が変わってしまった時のように、「赤信号皆で渡れば怖くない」というように誤用を数の論理で押し通してしまうのには抵抗感を感じるので、このサイトはHTML全部ベタ打ちしているが、 Movable Typeを使うものがblogなのではなくハイパーリンクによるポインタを集めるのがblogだと主張する意味で最近リンクを増やしている。
そもそもこのサイトはblogサイトでは全くないが。
東大に就職した先輩を訪問しに本郷へ。赤門をくぐり、安田講堂の並木道を歩むと、SFCにはない大学っぽさについウキウキしてしまう。いろいろ親切に案内してもらい、お昼までごちそうになる。ありがとうございました。
系を閉ざしエントロピーを増大させないために、たまに外を見る事はとても刺激になる。もちろん、将来のことも考えて、の訪問なのだけれど。初めてシャーレで培養されている神経細胞を見せてもらった。樹状突起や軸索が見えて感動。生物学をやっている以上、たまに生物を見る必要もある。動物園でも行こうかな?
ちょっと意味が違うが、横浜に どんどん商店街というのが実在するようだ。「正夢」のキャンペーンで正宗さんがFM YOKOHAMAにラジオ出演していてそんなハガキが紹介されていた。週末にでもいってみるか。
2004.11.09 正夢
2004.11.08 Vertigo
香田君を殺害したグループは日本政府によって身代金の提示があったと言う。日本政府は否定しているが、嘘をつく事に何のメリットがあるだろう。これじゃあ本当に政府が殺したようなものだ。香田君は、日本人でなければ今生きているだろうか。僕らの生活を便利にするために権利を国に預けているんじゃないのだろうか。
イギリスの医学誌「ランセット」に、イラク攻撃の被害者数が最低10万人である、という学術論文が発表された。10万人。身近な例で言うと、山形県鶴岡市もしくは神奈川県綾瀬市の赤ん坊から老人まで全て殺し尽くしてもまだ足りない数だ。今までに自分が出会った全ての人を合わせても10万人にはならないだろう。思い浮かべる顔全てが爆弾に倒れる状況を想像してみる。
アメリカ軍が、敢えてラマダンにファルージャに総攻撃をかけている。入って来る情報も、病院やモスクの被害状況ばかり。ファルージャの人口は30万。東京都町田市とだいたい同じだ。町田市に『テロリスト』が隠れている、という理由で病院や学校を総攻撃し、市民を虐殺する光景を想像してみる。
今殺されようとしている香田君の気持ちを想像してみる。愛する人を理由のない戦争で殺された人たちの気持ちを想像してみる。お金と地位の為に遠くの国の人たちを殺し続けるブッシュと小泉の気持ちを想像してみる。
大事なのは想像力だ。 報道写真、 13歳少女のスピーチなど、参考にすべき情報はネットでいくらでも手に入る。
「想像してみてごらん」 by John Lennon
2004.11.07 real Emotion
FF-X2にハマる週末。ゲーム業界は大変なんだということが分かる作品。面白いことは面白いけれど、FF本編というよりはあくまでサブストーリーというかんじ。予算と期間がないところを使い回しと、小ネタの集合とコスプレで誤摩化している。FF9よかったんだけどなぁ。もうああいう作品はできない時代なんだろうか。バトルのテンポよさと表情の豊かさとコスプレはいいんだけど、不満は残る。
2004.11.01 side B 僕らの責任
香田君の死因について考えてみた。今井君達の時は、拘束→首相、撤退はしないと即時宣言→自衛隊を追加派兵→解放→首相、テロには屈しない、自衛隊派兵は続けると宣言、という流れだった。自衛隊を撤退させなければ殺す、という要求に即時撤退を否定したばかりか、追加派兵をするという愚挙。まぁ政府としては殺したかったんだろうから当然といえば当然の行動なのかもしれない。というわけで、マスコミに全く報道されなかったこの「追加派兵」に相当するものを探してみた。
すると、、、あるじゃないですか。ちょうど武装グループがいう期限の48時間頃。 イラク派遣 1年延長50人増員 政府原案、対迫レーダー配備
これによると、12月で駐留期限が切れる自衛隊を一年延長させて派兵するんだと。50名増員させるんだと。迫撃砲に備えてレーダーも導入するんだと。もう、言葉もありません。
イラク特措法では非戦闘地域へ派遣するはずだった。今日もサマワの宿営地内にロケット弾が着弾。対迫レーダー、って、、、あきらかに戦闘地域意識してるよね、、、。もちろん、こんな首相を続けさせているのも、こんな政策を続けさせているのも、そして香田君が殺されなければならなかった原因の一端を、僕たちみんなが持っている。にしても、、、。
2004.11.01 僕らの未来
園遊会で、東京都教育委員の米長邦雄と天皇が以下の会話を交わした。
天皇:教育委員会としては、本当にご苦労様です。
米長:はい、一生懸命頑張っております。
天皇:どうですか。
米長:日本中の学校に国旗を上げて国歌を斉唱させるというのが私の仕事でございます。
天皇:ああそうですか。
米長:今頑張っております。
天皇:やはりあの・・・、その、強制になるということでないことがね
米長:(遮って)ああ、もう、もちろんそうです。
天皇:望ましいと
米長:(遮って)ほんとにもう、すばらしいお言葉をいただきましてありがとうございました。
天皇:どうぞ元気で。
米長:はい、ありがとうございます。
「天皇陛下」の「お言葉」を大声で遮っていることから右翼からも非難されているようだが、登校拒否やいじめ問題を差し置いて、教育委員の仕事は「日本中の学校に国旗を上げて国歌を斉唱させる」というのだから呆れる。東京都はこれまでに国歌斉唱の際に「起立しなかった」などした都立学校の教職員176名と公立小中学校などの教員20名を戒告処分にしており、都立高校の保護者の起立状況を調査までしている。このことを踏まえて政府答弁の範囲内でコメントする天皇はなかなかなものだ。
で、調べてみると、この米長邦雄という人、石原慎太郎都ジジィによって任命されているらしい。もうお分かりですね、米長ってのもかなりキワモノです。詳しくは このページを見ていただくとして、抜粋すると、「教育問題の根源は95パーセント母親」「女がわがままになった。女性の教育をしなおすべき。」「父兄会に戻して、お母さんを締め出すのいい。学校に口を出させない。」もういいでしょう、、、。東京都で教育受ける人、大変ですね。
合州国大統領選挙までついにあと一日となったが、ブッシュ大統領はwwwの最初の二つのwがworld wideであることを忘れてしまったようだ。なんと ブッシュ陣営の公式ウェブサイトが国外からのアクセスを拒否し始めた。ちなみに イギリスのサイトは見れる。ウェブサイトも軍隊マニアっぽくてきもいが、 最新のケリー批判のCMはもはや5歳児のジョークとしか見えない。人種差別も甚だしい。(改訂注:間違いでした、 http://www.georgewbush.org/っていうジョークサイトでした。よくできてる。だまされました。)こりゃ国外からは見えなくした方がいいよ、、、。( ケリー候補のサイトは見える)
ちなみに、不謹慎な話ですが、今回僕はブッシュを応援します。どうせまた不正選挙やって勝つんでしょうが、あと4年くらい世界中で痛みを味わって、いくところまでいって、もう少し多くの人に気づいてもらいたい。考えるということ、想像力を持つということを。もちろん、被害者はイラクの人だったりして不公平なことは十分わかっているけど、もはや日本人もターゲットになる時代だと思うし。
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