スピカ

by スピッツ

2007.08.28

科研費の内定が来た:)予想通り1割弱減らされている。まぁ取れるだろうとは思っていたけれど、これで二年分は一安心。とはいえまた10月に次のレベルの応募書類書いた方がいいんだよなぁ。

溜まった雑用や調査やメール処理で時間を奪われる。事務所類も結構あるし。研究しなきゃいけないんだけど。

GDBI/GDBAPI(コードネームorochi)の仕様はそもそも概念的にActive Recordで、Ruby on RailsのActiveRecordと互換性持たせるのも難しくはない。でも、もうちょっと僕の趣味的にいじりたいので、頭の中で仕様を固めていく。Skyline, Bluebird, Infinity, Inspire, Orochiはそれぞれ繋がっているので、一つの仕様をいじると全部に波及してしまったり。ドライブが必要だなぁ。

今年度も来月が終わるともう半分が終わってしまう。アクセル、アクセル。

Flavor Of Life

by 宇多田ヒカル

2007.08.20

深夜、いつものドライブコースを経て、臨港パークへ。今日は期待通り波が穏やかで、いつものようにここだけ時間が止まったような、優しいオレンジに包まれた空間。

この静かさが好きだから、横浜開港150周年記念事業の大噴水は、是非夜は動かさないで欲しい。昼間も、まぁ見た目的に良いんだろうけれど、魚達が噴水のせいで跳ねなくなったらやっぱり悲しい。ちなみにいつも引き合いにだされる月山湖の噴水の写真はこちら。インターコンチネンタルホテルが高さ140メートルなので、それよりも高く噴射するわけだ。

いくつかJWEINで学んだ総括を。

・物理学はやっぱりすごい。
・量子性と波動性とスピン。
・重み付き有向グラフ。
・井庭先輩はやっぱりかっこいい。
・分子生物学にあまりこだわらない。

ちょっとびっくりしちゃって、ちょっと面食らったけれど、まだ僕にしか見えない物が、多分ある。そのために、ちゃちゃっと片付けますか。

ありがとう。

空はまるで

by MONKEY MAJIK

2007.08.19

今日も今日とて湾岸線。そこそこ交通量の多い道路でぶっ飛ばす若造を発見。ガソリンがあまりないので、そいつよりも20km/hくらい遅く走りながら、レーン選択のテクニックでほぼ平行して走る。で、料金所のETCで圧倒的に差をつける。ドライビングはアクセルだけじゃないんですよ:)

JWEIN三日目。土曜より日曜の方がお台場って混むのか^^;

研究の面白さ(プレゼンテーションのうまさにもおおよそ比例する)は、場数と、普段どれくらいしっかりと自分の研究に関して広い視点で考えているか、そして、どれくらい現場の近くにいて、どれだけ謙虚あるいは真摯にサイエンスに取り組んでいるかによって決まる気がする。それにしても、学会3日目ともなると、手を動かして研究したくなってウズウズしてくる。この感覚はたぶん果てしなく重要。エラくなって、自分で手を動かさなくなったらサイエンティストとしては緩やかな死に到るだろう。だって、研究で一番肝心だと思われる、勘や直感、そして美というものは、現場で手を動かし続けることでしか培われないと思うから。

昔にょろさんが言っていたことだけれど、管理職は多くの案件を、経験とそこからくる勘によって処理できるから多くの仕事を適切にさばける。この場合、「思考」ではなく「反射」に近い動作になるので。ただし、時間が経つにつれ、その経験と勘が時代に即さなくなってきて、「老いる」。この「老衰」を食い止めるためには、常に現場の近くにいて、どれだけ自分の手を動かすか、が肝になるはずだ。

自分の作業環境にちょっと改善を要する気がして来たので、少しなんとかしてみるか。自分で自由に使える研究費が欲しいなぁ、、、。

最近J-Waveばっかり聴いているんだが、Voiceっていう番組、女性DJが言っている番組名の発音が完全に"boyce"って聴こえて、数週間何を言っているのかさっぱりわからなかった。"Boys"の発音を間違ってるのかなぁ、とか考えてみたり。でも実際、Voiceだとしてびっくり。いつも思うんですけど、なんで文法間違えたり発音できないのに英語使いたがるんだろうね。ラジオとか同じ事英語と日本語で二回言ってうざいし。まぁ、理由は単純に植民地気質だから、なんですけど、情けないなぁ。

今までちゃんと更新してこなかったから、G-language のウェブサイトのドキュメントが不足しているし古くなりすぎているしでちょっと大変。心を入れ替えてちゃんと変えていかないと。すでにだいぶ良くなって来てるとは思いますが、まだまだしっかりやりますよ〜。そして今日もまたウェブ作り、、、。

セブンスター

by 中村一義

2007.08.18

早起きして湾岸線を飛ばしてお台場へ。つばさ橋の上でオドメーターが10万kmになる。これまで一緒にいろんなところを走ってきた。北は秋田、南は神戸。これまでどうもありがとう、BB6。まだまだいろんなところを一緒に走ろうな:)

JWEIN二日目。確か人工生命のMLでこの学会の事を初夏に知り、二日目の講演者のリストを見て参加を決めた。そして、二日目の今日の講演者は期待通り。面白すぎる。西成さんのラボとか普通に行きたいし。三宅さんもとても魅力的。新人科学者として、大変刺激を受けた。

講演の合間の休憩、眺めの良すぎる喫煙室(六本木ヒルズの森ビルもそうだけど、こういう喫煙室がある建物で仕事したい 笑)で外を眺めながらぼんやりする。21世紀だなぁ。ガラス張りで透明で、有機的な円筒系のフォルムの建物や、明らかに奇抜なフジテレビなどの建物の間を縫うように、空中をゆりかもめが走る。ふと周りを見れば、壁掛けテレビや手のひらサイズのテレビ電話が当たり前に存在していて、ユビキタスに世界中の人や情報と繋がっている。六本木ヒルズに初めて行った時、子供の頃に夢見た未来都市が目の前に現れた感激で息を飲んだけれど、あらためて今僕らの周りの環境を見ると、たかだか二十数年でも、確実に科学技術が進歩して、僕らの社会と生活に浸透している。

一方で、たかだか二十数年で、人はかわらない。相変わらずアメリカという帝国(と同盟国のイギリス、属国の日本)によって世界は支配されていて、世界は戦争に明け暮れている。終わった戦争と始まった戦争があるように、改善した環境問題がある一方でより重大な環境問題が世界を脅かしている。経済発展した国がある一方で、結局あらたに貧しい国と人が苦しんでいる。

たぶん、ここにも新しいパラダイムが必要で、たぶん、総合政策学はそこをめざさないといけないんじゃないかな。

閉じた系ではエントロピーが増大する。たまにこういう場にくることで、目が覚める。立ち止まるわけにいかない。

勘・直感・美とか、そういうキーワードがばかりが飛び交うパネルディスカッション。一般人が見たら、これを科学とか工学だとは思わないだろう。でも、例えばけいはんな社会的知能発生学研究会ででてくるロボット工学における「暴力」というキーワードだったり、何かがうまれそうなサイエンスの現場にはこういう「空気」がある。

どうにも逆位相らしいバイオリズム。考えるだけ無駄だから、寝るか。

PEACH

by 大塚愛

2007.08.17

セブンイレブンで全国の秘境の水特集みたいなのをやっている。せっかくなので屋久島の水とやらを買ってみた。それほど味覚が良いわけじゃないので、目隠しして「南アルプスの天然水」と比べて飲まされても確実に言い当てられることはないだろうが(Contrexならさすがにわかるが)、まぁたまにこういう風に気分を変えてみるのも悪くない。

そう思って店内を見渡してみると、良く考えてみれば、コンビニはかなりめまぐるしい勢いで商品が変わる。それはおそらくコンビニだけの事情ではないのだろうが、カップ麺やポテトチップス、パンなど、定番なものは定番として残るが、常に新商品、新しい味、あるいは期間限定商品などが入れ代わり並べられる。

確かに今回僕が水でそう思ったように、日々の生活サイクルに組み込まれているコンビニでは、ラインナップが変わることで少しの新鮮味を感じることができる。いつも買うものだから、ちょっと新しかったり、ちょっと違うものが求められるのもわかる。でも、逆にいえばラインナップが固定なら固定であっても、結局僕はVolvicか南アルプスの天然水か、おーいお茶を買う。新商品開発の意義がわかるだけに、逆にこの極度に均質化された社会システムの中での変化とはなんなのか、つい考えてしまう。

JWEIN07&SIG-MPS初日。お台場産総研へ。このサイズじゃ伝わらないけど、東京タワーも海もお台場も見える最上階のパノラマはマジで眺めがいい。久しぶりの分野外学会。当然自腹。某研究会で知り合った方も発表されるようだ。SFCのネットワーク研究の先生(先輩)もいる。基本的に、非線形ダイナミクスの分野における、数学というパラダイムが完成した分野の貢献は成熟度が高いが、それ以外の、特にパラダイムが開いたばかりの社会ネットワークや開きつつある複雑ネットワークの分野はまだまだやはり未成熟だなぁ、という印象。システムバイオロジーも、そういう意味では開きつつあるパラダイムだよなぁ。

ただし、良く言われるように、旅人が見知らぬ土地に行ってその土地のことよりも自分のことを多く知って帰ってくることとのように、分野外の学会は自分の考えを整理し、客観的に見る上で得難い経験。

CMのオンエアのサビのフレーズが悪くないと思って気になって、土屋アンナの"sweet sweet song"と"Bubble's trip"を聴いてみた。そもそも彼女のが歌を歌っていること自体知らなかったのだけれど、何これ!?歌とか曲がどうという依然に、マスタリングがあまりに酷すぎる。ただのeasy-listeningのポップスとしても薄っぺらすぎて聴く気になれない。音源か歌がかなり悪いのだろうか?でもSMAPみたいにいろいろやりようはあるはずなんだけど、、、。なんだかかわいそうだ。

どんだけ金と気合いかけてんだ、とびっくりするくらいオンエアされているMazdaのDemioのCMは非常にいい。色とか音楽とかカットの使い方が絶妙。こういうの見せられるとDemio買ってあげたくなる。


     お尻が欲しければあげるわ   - by 愛
ください、是非(笑)

Heavenly Star

by 元気ロケッツ

2007.08.16

さて、長らく放置していたG-language Projectのウェブサイトをようやくリニューアル。とはいっても、トップのバナーもコンテンツも細かいデザインも全て暫定。Dokuwikiのセットアップと簡単に今までのコンテンツを移動しただけ。でも、更新は圧倒的に楽なので、これからボチボチ充実させていきます。年内にはv.2リリースしたいしなぁ。いけるか微妙なところだけど。

今回これのためにかなりまたwikiとかをリサーチしたけれど、dokuwiki良いね。僕の趣味にあっている。なんといっても、バックエンドにSQLのデータベースを使わないところが最高。だいたい普通にwikiにSQLのバックエンドなんて明らかにoverkillなのに。phpなのはちょっと微妙だけど、FSwikiから乗り換えるだけの理由はある。まだまともに使っていないけれど、htmlが使えるのも良いし、wikiのあの文法を覚えなくてもいいように(むしろ自然に覚えられるように)できているのも良い。

というわけで、ウェブページの充実に協力してくれる方、コンテンツに要望がある方、どうぞお気軽にご連絡ください。

GREEN DAYS

by 槇原敬之

2007.08.15

今日発売の槇原の新曲、かなりイイ。avexに移籍したみたいなんだけど、非常にavexっぽくないよなぁ、彼。ギャグで、大塚愛とか倖田來未とかtrfとか浜崎あゆみとかと一緒にa-nationでてみて欲しいなぁ(笑)たぶん行かないけど。そういえば僕、理由はよくわからないのだけれど(実はなんとなくわかるけど)、かなり倖田來未が苦手。

ちょっとネガティブスパイラルに入ってるかも。結局、動く事でしか何も変わらない。


  どれほど遠いのか知らんけど 今すぐ海をみたいのだ

  波は押しよせる 終わることもなく でも逃げたりしないと笑える
                                      by Spitz in 群青
頑張らなくちゃ。

pool

by 槇原敬之

2007.08.14

なんだかエンジンがかからない。まぁ、いつもの副作用ってヤツだろうな。あんまりのんびりも言っていられないのだけれど。解決方法は編み出したはずなので、そろそろやろうかとも思うんだけど、金曜から学会、、、。まぁ、夏だから。

汗疹を掻きむしって酷くなった部分がさすがに酷いので、ゲンタシンを使う。(当然それだけじゃなくて、諸症状から抗生剤が適当と判断)あくまで僕は素人だし、自己診断を怒る医者の気持ちはわかるんだけど、なぜか処方箋が必要な薬もそんなに難しくなく安く手に入るこのご時世、下手な医者にいくよりいいとは思うんだけどねぇ。

夏の夕暮れの景色と空気が好き。自然と、ただ暮れ行く空を見ながら、いろんなことを考えたくなる。そのままどっかに行ってしまいたい気にもなるけれど。

トランスフォーマーをようやく観てきた!めちゃくちゃかっこいい。アニメのコミカルな雰囲気も忠実に再現していると思うし、もうお腹いっぱいなほどトランスフォームしまくり。ヤバすぎです。この辺だと僕が知っている限り一番大きなスクリーンで観てきて正解。もう一回映画館で観たいなぁ。DVDも買おう。最高なので、アニメのトランスフォーマーを知っている人は是非観て下さい。

SAY YES

by CHAGE & ASKA

2007.08.13

マリアージュ フレールのマルコポーロの香りが身を溶かす。どこから入り込んだのか、コテージの中をアブラゼミが飛び回り、いろいろなところにぶつかっては鳴き、そんな良くわからぬ喧噪を扉越しに聞きながら、ゆっくり仕事を進める。

夏は修行の季節と決めていて、毎年この時期に集中的に本を読む。久しぶりにクーンとかポパーとかを読んで、またいくつか気がつく事が。まだ「政策・メディア」研究というのが何かは良くわからないけれど、環境情報学、そして総合政策学というのが何かはなんとなく自分の考えができてきた。そして、システムバイオロジーが何か、というのもなんとなく自分のイメージが固まってきた。こういう意見を書く媒体が欲しいなぁ。偉くなればいくらでもあるわけだけれど。

僕は何度も言っていることだけれど、普通の大学が行うことの多くはクーンが言うところの「通常科学」で、SFCは理念として、通常科学ではなくてパラダイムシフトを目指しているはず。SFCも普通の大学になった、陳腐化した、と言われる中だからこそ、全員もう一度ちゃんとクーンを読むべきだと思う。というか、ポパー、クーン、ファイアーベントあたりをちゃんと教える、科学哲学の授業を教えたいなぁ、とかちょっと思った。そこから科学の方法、科学論、それからSFCの理念と、環境情報学とは何か、そういうところを講義したい。今の僕の役職は研究職であって教育職ではないので(おかしなことにその割にそういう仕事がたくさん降ってくるんだけど)すぐにやるつもりも機会もないんだけど、SFCにとって必要だと思うんだよね。

本気でパラダイムシフトをしようと思うなら、間違いなくSFCの中での学際的交流や融合がもっと日常的に行われるべきだし、そのためのインフラとして今みたいな通常科学の方法じゃ話にならない。僕に采配があるなら、真っ先にサブウェイをどっかに移転させて、あそこに最高にうまいエスプレッソを出すお洒落なカフェを作って、タブリエの二店を潰してあそこにイギリスのパブみたいな、ちょっと薄暗くて古くさい、でも活気があるバーを作る。鴨池の眺めは実はあらためて見るととてもいいし。科学をやるのは結局のところ人であり、それが人の営みである以上、人の交流を促す最良の場を提供する必要がある。あとはそこに様々な分野の学生や教授が自然と夕暮れとともに集まるようになれば、勝手にいろんなものがうまれると思う。

新しい科学を作りたいなら、バーやカフェやサロンみたいな、人の交流を中心としたキャンパスを作るべきなんだよね。頭の固い人たちには絶対受け入れられないだろうけれど、これがどれだけ大切かはこれまでの科学者の営みを見れば一目瞭然だと思うんだけど。まぁ、アクセスが悪くて車が交通手段の中心であるSFCではそれも難しいかな。

やりたいことは山ほどあるんだけど、そろそろまたキャパオーバーになってきてるなぁ。身軽さを手に入れるのは難しい。

最近少しずつワインの味が分かるようになってきた気がする。成城石井横浜店の星野さんオススメのワインを飲みながら、また読書。悪くないよ、星野さん。

とりあえず、アレを明確な目標にして二年くらい頑張ろう。覚悟はそのまま力になるし、本当に何かを手に入れたいと思ったら本気にならないと。少なくとも、何事に対しても本気にならないことが僕は一番キライだから。

Wonderwall

by OASIS

2007.08.10

今日もキャンパスは違えど、また東大。昨日後輩が言っていた意味とは違うけれど、やっぱり今の環境には僕も満足しきれていないところがあって。具体的にどうするか、っていう頭のいい事は思いつかなくて、根性と気合、なんて体育会系な結論に収束してしまうけれど。

叶えられた夢と叶えられなかった夢。叶えたい夢と、叶う事のない夢。その繰り返しで生かされて、何を望み、何を幸せだと思うべきなんだろう。ワインの香りと煙草の煙で全部ごちゃまぜにして。

何の根拠もないし、おかしな話だけれど、自分のカンと、空を晴らせることだけには意味不明な自信がある。

君の笑顔を。瞳の向こうを。

        And afterall, you're my wonderwall.      
                                                                                    by Noel Gallagher

My Sweet Darlin’

by 矢井田瞳

2007.08.08

あまりに天気がいいので、お昼ごはんのために海に向った。ずーっと気になっていたアマルフィ・デラセーラへ。七里ケ浜の高台の上にあって、眺めはまさに絶景。一面に広がる海と空と、江ノ島を眺めながら、空中のテラスでイタリアン。まぁ、料理自体はそんなに手が込んでるわけじゃないけど、この景色が最高の調味料。夕暮れ時とか花火大会のときにまた是非来たいな。

ここしばらく音楽があんまり響かなくて、なんか気持ち的にひっかかっているところがあったんだけど、久しぶりに全ての曲が響く。

人生わからないことだらけだし、難しいし、うまくいかないこと多いけど、だから楽しい。まっすぐに、正直に、素直に、生きていきたい。

ヒロシマ

2007.08.06

僕は8月6日にうまれていて、僕の名前もこの日にうまれたことに由来しているらしい。だから、ずっと誕生日を一度ヒロシマで迎えたかった。学会が重なっていたり、体調が悪かったり、しばらくその願いが叶わなかったけれど、ついに今年、行ってきました。平和祈念式典(*1)に早朝から参加したり、宮島などを観光したり。広島はこじんまりとしているけれどとても川沿いの景色が綺麗な街で、とてもお洒落なカフェやバーがたくさんあって、久しぶりに旅しながら住んでみたいと思える土地に出会った感覚。美味しいものや美しいものにたくさん出会えた。

広島に来るのも、そもそも中国地方に足を踏み入れるのも今回が初めてだったので普段の状況は分からないけれど、やはり8月6日の広島は特別だった。平和記念資料館(*2)はなかなか前に進めないくらい多くの来訪者でいっぱいだったし、町中はうるさくて目障りでどうしようもない右翼の街宣車が大集結していたし、灯籠流しとコンサートで元安川は本当に平和な空気でいっぱいだった。

簡単に世の中は平和にはならないし、これだけの人の祈りとは裏腹に、結局戦争も、苦しみも、悲しみも、無くなるばかりか増えているようにさえ思えてしまう。例えばデモをすることに何の意味があるのか、と言われるように、広島で毎年平和祈念式典を開催し、平和宣言をすることにどれだけ意味があるのか、という話も聞く。どれだけデモをしても戦争は起きるじゃないか、平和宣言をしても世界には数万発の核兵器があって、核実験もとまらないではないか、と。

そうかもしれない。でも。

被爆から三日後、まるで地獄のような、廃墟同然の広島の街を、広島電鉄はなんとか部分的に路面電車を無賃で走らせた。その光景がどれだけ人に希望を与えたか、想像もつかないけれど、今も広島の街を走る被爆した路面電車を、見て、乗る事ができる。75年は草木も生えないと言われた中、被爆一ヶ月後に咲いたキョウチクトウの花。原爆ドーム、袋町小学校、平和記念公園など、目を背けたくなるような悲劇を伝える場所には無数の彩り豊かな千羽鶴が飾られていて、その一羽一羽を織り上げた何万もの人々の想いを、見て、感じることができる。ジョン=ラッセルが言うように、平和であることが栄誉のしるしでないのなら、平和はすでに失われたということだ。平和を希求する想い、未来への希望。それを感じ、伝え、繋げること。そのために、ヒロシマが生き続けているのだと思った。



*1:平和への誓いを読んだ小学生の女の子の声と言葉の一語一句が豊かにその重さや希望をのせていて、胸に響いた。

*2:入場料50円は、いろんな配慮があるのだろうけれど、どう考えても一桁安すぎる。ここに限らず、厳島神社の拝観料(300円)など、広島は全般的に観光料金が適正価格ではなく安すぎる印象を受けた。逆にあの景色は本当に最高だったけれど、宮島ロープウェイの1800円はもうちょっと下げた方がいいような。

群青

by Spitz

2007.08.01

いつものことだけれど、日本に帰ってくる時の時差ぼけが酷い。日常生活や仕事に支障をきたしまくりなんだかが、、、。

写真は横浜の神奈川新聞花火大会。携帯電話のカメラじゃこれくらいが限界。

しかし夏ですねぇ〜。久しぶりの浴衣と下駄で思った以上に疲れたみたいだけれど、いろんな綺麗なものを見れて幸せ:)