Bruises
by Charlift
2008.09.29
iPod nanoのCM曲。Nano-chromaticっていい語呂なんだけど、Nano-色いろっていうのはどうかなぁ。"chromatic"の破裂音が持つ強さがなくて、柔らかくなりすぎなような。でもこの曲はとってもいい。しかも今なら無料。右下のリンクから是非ダウンロードしちゃってください。なんだろうね、この歌詞の切なさって、若い頃の恋愛を思い出させるところかなぁ。思い出してみると淡く切ない、なんだかんだで体当たりだったような、そんな記憶。もうそういう恋愛はいいや、と思うのは、歳をとったからか。映画クロサギ。うーん、これは映画じゃなくてテレビのスペシャルな感じだなぁ。いや、映画らしくするためにつららが完全に脇役になっていたり、ドラマのコミカルな部分がなくなっている分、テレビのスペシャルにも合わないんだろうけれど、あんまり華がない。ドラマが面白かっただけに、ちょっと残念。
シティがワコビアを買収。これによってシティがまたアメリカの銀行最大手に舞い戻った。そして、ワコビア買収で最初は有利だと言われていたウェルズ・ファーゴ(まぁそもそもモルガン・スタンレーとの統合の話があったんだが三菱UFJが動いたためなくなった)が一転して次のターゲットになりそうだなぁ。相次ぐ再編(最近だとJPモルガン・チェースがワシントン・ミューチュアル買収したし)でトップ5から総資産で1兆ドル近く差がある。サントラスト・バンクスやUSバンコープも時間の問題で何かしらの再編はありそうだ。あとはクレジットカード系で、アメリカン・エキスプレスやキャピタル・ワンあたりがどうなるかが見物。リーマンの火種の一つでもあるし、株価からすると結構揺れている。全く株も何もやってないと、こういうお祭り騒ぎは楽しく酒の肴にできる^^;あとはAIGが切り離す日本のスターとエジソン生保をどこが買うかも楽しみだ。基本的に外資ばかり名前があがっているが、ここは是非国内大手に動いてもらいたい。クライスラー、UNBCにも動きが。うーん、すごいことになってるなぁ。
I Always Get What I Want
by Avril Lavigne
2008.09.27
さて、先日東大医科研で開催されたオープンバイオ講習会での講義でも紹介しましたが、結構最近いろいろな人がこの本を知らないことに気づかされたのであらためて紹介しておきます。UNIXという考え方は、タイトル通りUNIXというOSにおけるソフトウェアの哲学を紹介している本なんですが、実際にはソフトウェア設計の要点をUNIXを例に非常にコンパクトにまとめた本と言った方が正しいでしょう。僕は学部生の時に最初に本書を読んで感銘を受け、実際G-language GAEをはじめ、僕が開発しているソフトウェアの多くの設計思想は、本書に書かれている多くのポイントをそのまま反映しています。原著がかかれたのが1996年なので例にでてくる内容は基本的に古すぎるものばかりですが、当然ながら本書に書かれている設計思想自体は古くなるようなものではないため、なにかしらのソフトウェア開発に携わる人は一度は目を通しておく価値があると思います。
まぁもちろん本書に書いていないこともたくさんある。僕がUNIXというOSの哲学で感動した「ファイル」の概念などはその一例。UNIXでは基本的に「プログラム」が扱うものはあらゆるもの全てが「ファイル」であり、open, read, write, closeすることができる。これがテキストファイルやバイナリファイルであれば当たり前のことなのだけれど、例えば他のプログラムとの通信だったり、コンピュータ同士の通信(インターネットなどのネットワーク)、プリンタなどのデバイスも全てopen, read, write, closeすることで、仮想的に全てを「ファイル」として扱うことになっていることがUNIXの大きな特徴だと思う。インターネットの7階層だったり、IPの物理レイヤー非依存性だったり、非常にminimalな設計だからできるシンプルで美しい実装(この点は本書が扱うところだ)がUNIXの強みだ。そして、本書が指摘するUNIXの最初のとっかかりの悪さはMacOS XのAquaインタフェースが組合わさることで解消され、最強のOSが出来上がったわけだ・・・というのは蛇足か。
そういえばiTunes8がでたばかりの頃、Geniusサイドバーを表示していると日本の曲はだいたいiTunes Storeに該当する曲がないためにトップソング表示になって、GIRL NEXT DOORというグループの「偶然の確率」という歌を薦めてきていた。さすがに気になったので調べてみたところ、avexが20周年企画で社運を賭けて大キャンペーンやってる新人だと。youtubeで聴いてみると、なんだか今更感いっぱいの、まぁでも別に嫌いではない90年代前半風和製ユーロビート。記憶に残る音楽ではなくて、avexお得意の、大量消費が目的の「音楽」。ボーカルの子も可愛くないし、冠詞を付けないグループ名が英語的に気持ち悪いのもavexらしかったり、まぁいろいろ思うところはあるのだけれど、なんといっても一番思うのは、、、avexは、小室ファミリーの時にきっと相当美味しい思いをしたんだろうなぁ、ということ。あの頃音楽業界はミリオン連発だったし、その中にいてavexは急成長した。自業自得+景気や社会情勢で衰退しているレコード業界にいて、過去の栄光をどうしてももう一度味わいたいんだろう。でもね、そこで未来を掴もうとしないで過去にすがろうとするようじゃ、avexはもう本当に終わりだな。
ドラマ:クロサギを全話視聴終了。なんだか微妙に可愛くない堀北真希が、回を重ねるごとにだんだん可愛く見えてきた(笑)そして最終回、ラストシーンの「バーン」はヤバイ可愛くてやられた(^^;)。なんだろう、基本的に芸能界の綺麗な人はみんな同じに見えるから記憶に残らないんだけど彼女は個性的な顔立ちをしていて、演技も同世代の他の女優に比べてうまいからかなぁ?山下智久はいいキャラだ。結構好き。
Love Revolution
by Lenny Kravitz
2008.09.26
とりあえず、一つハードルは超えた気がする。今の立ち位置から見えるカードは二枚。うーん、少なくなったもんだ。ま、とはいえ。体調は悪いんだけど普通に動ける。もう数年経つけど、手術して本当によかった。まぁそもそもバイオリズムが好調なのは大きいが.久しぶりの組み合わせで飲めたのもなんだか刺激になった。明日はちょっとだけ休養とって、まずは目の前のタスクから消していこう。
キックオフででたリーマンに絡めたマネーゲームの話。そもそも就職先として金融系に決まっている人や、親や近しい人がそういう業界の人も少なからずいたろうに、あそこであの話を出せるのはやはり彼らしいと言うべきだろう。デリバティブは目的や定義はともかく、確かにレバレッジが一番の特徴だし、現存する金融商品として例をいくつか考えてみれば、基本的にマネーゲームであることは間違いない。彼が昔から言っている保険も同様だ。マスター・キートンを持ち出すまでもなく、結局は賭け事だ。まぁマネーの本来論とか利子論とかまで入るとややこしくなるけれど、デリバティブ本来のリスクヘッジの目的だったり、レバレッジの効かない保険商品だったり、市場経済においては機能していてかつ不可欠な側面もあるわけで、少なくとも市場性資本主義経済において簡単に片付けられる問題ではない。まぁQOLにとって他人を含めた「幸せ」にこそ価値がある点は間違いないが、サブプライムの破綻はデリバティブそのものに問題があるというわけでは必ずしもなく、むしろ虚構の格付けこそが問題だったわけで、個人的に資本至上主義は大嫌いだが、資本主義、あるいは証券化、はたまたデリバティブを安易に槍玉に挙げたくはない。結局はマネーの本質、あるいはバックアップとしての善意をどう担保した上でそれをサーキュレートさせるかの問題であり、その点において彼と論旨は同じなのだけれど、仮にそれが現在のマネーであれ証券であれ、エンデが遺したものであれ、メソドロジーとしてのゲーム理論だったりクオンツは応用できるはずだ。
とか、わざとお茶を濁しつつ書いてみる。分かる人だけ分かってくれ。
リスト:超絶技巧練習曲集 第4番ニ短調「マゼッパ」
by 小菅優
2008.09.22
さて、しばらく更新が滞ってしまった。元気に生きています、すみません。
最初の二週は夏プロで鶴岡入り。帰ってきてからAvril Lavigneのライブで東京ドームへ。ドームなので遠いし音響悪いし、あんまり条件は良くなかったとはいえ、Avrilは最高だった。しっかし日本の前座システムやめてほしい。大塚愛もPuffyもいらんから。大塚愛もPuffyも嫌いじゃないけど、みたければ単独公演いくから前座とかいらん。
パコと魔法の絵本を観てきた。これはかなり傑作。嫌われ松子がちょっと僕の趣味と合わなくてイマイチだったので見に行くまで躊躇してたんだけれど、見に行ってよかった。非常にお勧めです。舞妓Haaaan!!!の時も思ったけど、阿部サダヲ いいなぁ。役所広司もなかなか。どっからどう見ても鉄拳の三島平八だったけど。
そうそう、そしてこの3週間でメリルリンチがバンク・オブ・アメリカに身売りして、AIGが政府による経営再建されることになり、リーマン・ブラザーズが経営破綻して、JPモルガン・チェースがベアー・スターンズを吸収合併し、モルガン・スタンレーとゴールドマン・サックスが投資銀行を辞めた。立て続けに起こるとそれなりに驚くけれど、まぁサブプライムのツケが結果として現れただけの話で、予想できなかった話ではない。とはいえ、100年に一度のビッグニュースであることは間違いない。ただ、僕はどちらかといえばこれを好機と見て、キャッシュを持っている日本企業による買収劇に注目したい。それこそリーマンなどの「ハゲタカ」ファンドにしばらく食い物にされた日本市場の反撃というのは少なくとも3流ドラマくらいには面白いんじゃないだろうか。いまのところ野村ホールディングスのリーマン欧州・中東部門買収と、三菱UFJファイナンシャルグループのモルガン・スタンレー株式20%取得で筆頭株主が主な動きだけれど、これからガンガン殴り込みにいけるだろう。
まぁ、石油と作物の先物取り引きが落ちついて上がりまくった物価が下がり、それから円高ユーロ安になってくれると旅行が楽しめるからいいなぁ。
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スプリット
by スネオヘアー
2008.09.02
浮き沈みが激しすぎて、自分のことなのに自分で疲れる。時間の流れがはやすぎて、どんどん置き去りにされる気がして、ゆっくり立ち止まることすらできない。もがいて、その分だけ焦って。
電池切れただけなのかなぁ。
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福田辞任
2008.09.01
今23:30。基本的に早く論評すると外れる気がするんだけど^^;それなりに歴史的な瞬間だと思うから書いておこう。福田首相の辞任、これは、創価学会(公明党)が日本の政治の大局を目に見える形で動かした最初の出来事として記憶されるのではないだろうか。選挙において、低投票率の昨今公明党が鍵を握っていることはすでに何度か書いてきた。でも、公明党が連立政権のコバンザメとしてでなく、連立与党としての主導権を見せ始めている。
一応解説しておこう。一番大事なのは、来年夏の選挙だ。7月に東京都議選、そして衆議院の任期が8月までとなっている。創価学会にとっての地盤である東京では与党離れが進んでおり、都議を党内でも重要視する公明党としては、7月の都議選に国会議員以上に総力を注ぎ込みたい。そのためには衆議院選が日程的に離れている必要があり、少なくとも半年は猶予のある年末年始までに衆議院は解散することで選挙を行いたい。国会では公明党としては連立して与党になれればいいわけであり、相手が必ずしも自民である必要はない。現在の力の拮抗状態からしてみれば、民主か自民どちらが勝っても不思議ではなく、逆にどちらも圧勝するほどのことはなさそうだ。(例えば6月の沖縄県議選を見ても、むしろ公明党が一番伸びていたりする。)つまり、極端な話としては公明党はどちらが勝っても連合与党に必要とされる可能性が高い。よって、出来るだけ早く衆議院は解散し、都議選に力を入れられた方がいい。自民党としては支持率が低すぎる現在の解散はできず、できるだけ解散は先延ばしにしたい。だが、民主の力が強くなってきている今、公明党なしでは与党を維持できない。そう、今パワーバランスとしては公明党が政局の采配を掴みはじめている。
さて、9月12日召集となった臨時国会だが、ここでの焦点は2つ。総合経済対策と補正予算、そして、自衛隊の給油派兵継続(新テロ対策特措法)だ。新テロ対策特措法は民主が反対する姿勢を見せており、衆議院に差し戻される、あるいはガソリン暫定税率の時のように審議が拒否される可能性が高い。そうなってくると、2/3の数でのゴリ押し、あるいは今年二度目、史上三度目の「みなし可決」をすることになる。一応これでも公明党は「平和」を売りにしており(イラク関係であれだけ賛成しておいて反吐がでるが)、この法案に関してゴリ押しをするのは選挙を前にして避けたい。さらに、自動車重量税減税や商品券など、小手先の選挙対策が好きな公明党は総合経済対策として定率減税を盛り込みたい。アメリカ追従路線で赤字国債発行を避けたい福田政権とは完全に意見が食い違っている。ここ1週間ほどで、公明党は一応のところ臨時国会の会期は短くさせたし(みなし可決は可能だが。2/3ゴリ押しではなくみなし可決でマスコミを抑えて裏で通す作戦か?)、定率減税も承諾させた。あとはイメージをプラスにするために、低支持率の福田で解散するのではなく、イメージを一新する意味で新しい首相を担ぎだし、早々に解散させれば最善のシナリオになるのではないか。
さて、次の総理はどうなるだろう。順当に行けば麻生幹事長だろうが、僕はやっぱり小池百合子が出てくる可能性はあると思う。ここ4代連続で森・町村派で来ている現在、選挙というと小泉純一郎のイメージも宣伝になりそうだし、何かと女性の代表は特にアメリカ大統領選でも話題になっているし。
それにしても、「放り出した」とか「無責任」とか、「やる気がなくなったんだろう」とか、なんでそんなにわざと大局を無視して低次元かつ低レベルかつ無能な帰結をした報道ばかりするんだろう、この国のマスメディアは。いや、もちろん、テレビという並列化装置における作戦だってのはよーくわかってるんだけど。
いろいろなことが動いてきている。僕もこうしてはいられない。
#ちなみに、近くの国の首相の近況。
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鐘を鳴らして
by BONNIE PINK
2008.09.01
BONNIE PINK、なんだかサビでなんかsyllableがおかしい英語歌詞を繰り返すことが多くて苦手だったんだけど、この曲は結構いい。なんといってもサビじゃないところでちょっと英語歌詞使ってるだけ(笑)さて、不本意ながら免許を更新しに二俣川へ。当然ながら違反運転者。3年間で地球2周弱も走っていればゴキブリに捕まらない方がおかしい。だいたい環七の40km/h制限とか、夏の関越の70km/h制限とか(この二カ所で捕まったことはないが^^;)、走ってる車全部が例外無く違反しているんだし、明らかにルールの方がおかしい。
まぁでもちょっと手際がよくなっていて、免許証スキャンしてくれるので住所とか名前とか無駄な情報を記入する必要なく、待ち時間ほぼゼロで講習から交付までいった。少しは進歩しているみたい。しかしなぁ。有名な話だが、免許の更新手続きはゴキブリの天下りのためにある。日本の運転免許保有者は約8千万人。優良運転者が5年、一般が4年、違反が3年で更新なので、平均を4年と考えると、毎年2000万人が免許を更新している。この時の講習で使われる資料や、持ち帰らされる教則本は、(ホームページ曰く「民間の団体」の)財団法人全国交通安全教会が独占的に提供している。ベストセラー本でもミリオンセラーがほとんどでないこのご時世で、年間2000万部、100ページフルカラー(+安全運転のしおりなどなど)を独占提供できるこのアヤシイ協会、当然ながら役員のほとんどが警察からの天下り。(興味ある人はこちらか、Wikipediaのエントリをどうぞ)
今年も見に行った学会の招待講演とパネルが面白くて、久しぶりに頭を使ってちょっと調子が良くなった。並列化を繰り返すネットワーク化された集団の中で個を維持し続けるために必要なのは、やっぱり好奇心なのかなぁ、とちょっと思った。